安心して治療を受けられる制度の実現に向けて、皆様のご支援ご協力をお願いいたします

全国B型肝炎訴訟九州弁護団

福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

【手続き状況・今後の予定】
原告数 2947名 和解者数2241名
【 詳細情報はブログへ 】

6/18 13時 基本合意5周年集会
6/25 10時~16時 B型肝炎110番
7/4 11時 福岡地裁口頭弁論、和解




≪全国B型肝炎訴訟弁護団の九州エリア担当です≫

 国との基本合意を締結し、給付金の支給を認めさせたのが全国B型肝炎訴訟弁護団です。その中で九州・沖縄エリアを受け持つのが私たち九州弁護団です。

≪困難な事例にも粘り強く取り組みます≫

 基本合意に至る長い活動の蓄積と全国の弁護団とのネットワークにより、困難な事例にも粘り強く取り組んでいます。


≪九州各県に弁護団、相談窓口事務所があります≫

 九州・沖縄各県に相談窓口事務所があり、地元エリアでの対応が可能です。また、各県それぞれに弁護団、スタッフ弁護士がいるので安心です。

肝炎対策の推進を求める請願が採択されました

 多くの支援者の皆様に署名のご協力をいただき、私たち全国B型肝炎訴訟原告団など3団体が取り組んでまいりました「すべてのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援とウイルス検診の推進に関する請願」が、2015年9月25日、参議院本会議において全会一致で採択されました。ウイルス性の肝硬変や肝がんに苦しむ患者の救済に向けて大きな一歩が踏み出されました。

肝がん・肝硬変患者に対する医療費助成制度の創設などを求める請願署名にご協力ください。
 全国B型肝炎訴訟九州原告団・弁護団では、重い医療費負担に苦しむ肝がん・肝硬変患者の医療費助成制度の創設などを求めて、国会への請願署名のご協力をお願いしています。

※署名用紙はこのHPからダウンロードして下さい。集めた署名用紙は、お手数ですが下記へご郵送下さい。

  • PDF版 / JPEG(ZIP)版

  • 〒815-0041 
  • 福岡市南区野間1丁目10-7-2階
    福岡南法律事務所 担当弁護士 國嶋 洋伸 宛

元全国原告団代表 谷口三枝子さんへインタビュー

 B型肝炎患者として、また基本合意に達するまでのご苦労などを語っていただきました。 

  • 1:訴訟を知ったきっかけ
  •   訴訟するまで悩んだこと
  • 2:B型肝炎患者としての悩み
  • 3:原告団代表の就任にあたって
  •   活動の原動力
  • 4:B型肝炎患者の未来に望むこと



谷口三枝子 元全国B型肝炎訴訟原告団代表

 全国B型肝炎訴訟の当初から原告として訴訟に参加し、その後、初代全国B型肝炎訴訟原告団代表として活躍。代表を退いた今もなお、「私はB型肝炎患者です」と胸を張って言える社会を目指し精力的に活動を続ける。

最近の取り組み

2015年6月:参議院議員会館で、与党の国会議員で構成される「肝炎対策推進議員連盟(仮称)」の設立総会が開かれました。会長となった鹿児島選出の尾辻秀久衆議院議員の挨拶にはじまった総会では、来賓として「肝炎対策国民運動 特別参与」である俳優の杉良太郎氏も駆けつけ、肝炎患者の病苦や経済的困窮を救済するための対策に取り組むことを確認し合いました。この議員連盟は、当原告団のみならず、一緒に運動を推進してきた日肝協、薬害肝炎原告団と、多くの市民のみなさまのご支援をいただいて集めてきた10万筆を超える署名が、与党を動かす大きな力として結実したものです。

2015年5月:長崎市内で全国B型肝炎九州訴訟の長崎原告団の設立総会が開かれました。弁護団や来賓を含めて90名が出席し、それぞれの悩みや不安を語り合い、肝がんなどの重症患者の医療費助成を国に求めていくことを確認しました。長崎原告団代表の杉山さんは「病気で仕事を制限されるだけでなく、感染を恐れた差別もある。患者が安心して暮らせる社会になるよう活動したい。」と話し、まだ救済を受けていない患者のために、すでに和解した者たちも、みんなで一致団結して支え合っていくことを訴えました。

2015年5月:これまで取り組んでまいりました「肝炎患者への医療費助成」の請願署名が、みなさまのご支援とご協力のおかげで、約8000筆(※九州地区)になりました。当原告団・弁護団の代表者が東京の国会議員会館を訪れ、 九州沖縄選出の紹介議員(5/28現在、衆参あわせて27名)に署名を託して来ました。

2015年4月

大分地裁で和解された皆さんの声

40代男性(肝がん,別府市)

  • 今回,和解が成立すると伺い,私の感染は集団予防接種が原因だったのだと,改めて思いました。私は,30代半ばに会社で受けた健康診断で,B型肝炎に感染していることを 知りました。すでに,慢性肝炎になっていることを聞き,医師からは,病気とうまく付き合って行くしかないと言われました。 点滴と薬で治療していましたが,肝機能の数値は安定せず,医師から核酸アナログ製剤を勧められました。一度始めると,途中で止められないし,薬代が高額だということで,家族に相談した上で,始めることにしました。 核酸アナログ製剤を使うようになってから,肝機能の数値は安定していましたが,40代前半で,ガンが見つかり,手術することになりました。私の場合,切除手術ができたので良かったのですが,入院中,周りの人の話を聞くと,手術もできずに抗がん剤の治療で,これから先,どうなるのか見通しが立たない人も多くいました。 多くの患者が,経済的・精神的不安を持ちながら,生活しているのが現状です。これらの不安を少しでも小さくして,未来に希望が持てるように,国には素早い対応を願います。 最後に,これまでお世話になった弁護士や,協力して頂いた皆様にお礼申しげます。ありがとうございました。

30代男性(慢性肝炎,大分市内)

  • 今回B型肝炎の和解成立に至ったということで,まずはほっとしています。私は23歳の時,血液検査でB型慢性肝炎と診断されました。そのまま入院となりその中で自分の病気の事を学び理解していくうちに感染経路が集団予防接種としか考えられない点や,肝硬変や肝がんへと移行していくのではないかという不安,今後制限なく日常生活を送れるのかといった悩みが多々ありました。勿論これからも一生考えていかなければならない事ですが,感染してしまい人生が変わったのは事実です。自分の様な方々が全国にはまだ多くいるので早期の対応・和解を祈るばかりです。また,今後我々が国に強く望むことは,恒久対策・医療費の無料化,福祉年金の相談等です。よろしくお願いします。今回,和解にたどり着くことができたのは,弁護団の先生や,協力してくれた家族のおかげだと心から感謝しています。ありがとうございました。

50代男性(大分市,慢性肝炎)

  • カルテ集めや母の名前の問題など,大変なこともありましたが,想像していたよりも早くここまで来れました。意見陳述もさせていただきましたが,緊張から思いをうまく伝えられなかったのが少し残念です。弁護団や原告団には感謝しています。色々ありがとうございました。 

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大分地裁でお手続きをされた皆さんの声

40代男性(日田市,肝がん)

  • 母子感染でB型肝炎とわかったのが二十歳の頃でした。そのころはB型肝炎があまり知られておらず,自分の病気のことも詳しくわからず混乱しました。そのうち肝がんになり,本当に苦しい思いをしました。今も変わらず苦しい思いをしています。提訴できたことにほっとしていますし,早く和解できることを祈っています。今後もずっとこの苦しみは続くので,ご支援をよろしくお願いいたします。

70代男性(大分県,肝がん)

  • 病気で苦しんでいる人々ができるだけ早く治療ができ,安心して安定した生活が送れるようにしていただきたいと思います。

40代男性(大分県,慢性肝炎)

  • 私は20代前半に感染の事実を知りました。その後発病し,現在は生命保険の加入も難しく,家族のことも考えた上,今回の提訴に踏み切りました。小さな田舎での集団予防接種による感染でしたが,田舎は関係ないなどと思わないで,検査がまだの方は検査を受けて,早めの対応をしてほしいと思います。

遺族原告(被害者:50代男性,肝がん)

  • 若いころから病気のために生命保険にも入れず,治療のため勤務していた会社も退職せざるを得なくなり,治療費の負担も大変なものだったため,経済的にも苦しい生活のまま,最期を迎えることとなっていました。もっと早く国が責任を認めくれていれば,生きているうちに補償を受けることができたと思うと残念でなりません。

遺族原告(被害者:40代男性,大分市,死亡)

  • 主人は亡くなりましたが,こういう救済制度ができて,和解ができれば主人も救われると思います。主人のような人が他にもたくさんいらっしゃると思いますので,多くの人が救済されることを願っています。

50代男性(大分市,慢性肝炎)

  • 最適な治療を続けている。それでも今後10年,15年の病状・治療費を考えると不安です。

70代男性(大分県内,肝がん)

  • 以前一度裁判することを考えていましたが,以前通っていた病院のカルテがなかったため,裁判することができないと思い,提訴を一度は諦めていました。しかし,他の和解したB型肝炎の患者さんから弁護団を紹介されて今回提訴することができました。肝がんになったことで医療費がすごくかかっているので,国には,何らかの対応をしていただけたらと思っています。

50代男性(大分県内,慢性肝炎)

  • 一日も早く和解ができることを願っています。

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九州原告団は、患者の手記や訴訟の経緯をまとめた小冊子「この光景を覚えていますか?」を1万冊作成しました。

国の試算でも40万人の感染被害者がいるはずなのに、実際の原告数は全国で1万5千人程度しかいません(2015年1月時点)。これは、B型肝炎ウイルスに持続感染されている方も自分が予防接種由来であるという自覚が乏しいことや、そもそも持続感染していることに気付いていない方が多数いらっしゃることが原因だと思われます。特にウイルス検査をしたことがない方は是非、検査することをお勧めします。

この小冊子は、このような気付きのきっかけになればという思いで編まれました。是非、手に取っていただければと思います。

希望者は弁護団までご連絡ください。